エンディングノートのポイント

新型肺炎で岡江久美子さんがお亡くなりになりました。同じ世代の方で,ご活躍されていたので、とても悲しいです。4月3日に発熱して、20日間での旅立ちです。

悲しいことに、急な入院のリスクが高まっています。

急に入院・悪化・最悪死亡となるかも知れないそんな時、ご自身のため、愛するご家族の負担を減らすための次の3つの対応があります。

今回は、②エンディングノートを書く。について説明します。

エンディングノートは、様々な項目についての欄があって、自分の現状や想いを整理して記入するものです。その中でも、次の3つのことは、すごく重要です。

→病歴(いつ、何の病気でどこにかかったか。)、あれば持病、かかりつけ医(特に内科)、服用薬、どこまで治療をしたいか、延命治療はどうするか?等を記入します。臓器提供や献体の希望があれば、それも書きます。

お金→預貯金は、どこの金融機関にどんな種目があるか。各種保険は、どこの保険会社で加入しているか。有価証券等、証券会社はどこか。最近は、ネット金融もありますから、必ず記入してください。IDやパスワードも必要ですよ。クレジットカードはどこを利用しているか。電子マネー・貴金属・書画骨董もあります。不動産も。そして、忘れてならないのが、借金がある場合や連帯保証人になっている等、負の財産は必ず記してください。

交友関係→年賀状の名簿ではないので、全ての人の名簿でなくても良いのです。誰の親族はこの人にとか、趣味とか加入している会では、メンバーの方に連絡してくれそうな方、代表者の方の名前をフルネームで、電話番号と続柄を記入しておくと良いですね。いざという時、お世話になった方にご連絡できますよね。もちろん、すべての方の名簿も作成しておくと、挨拶状を出すのに役立ちます。

エンディングノートの全てを書くのが理想ですが、最低限これらのことは、記入してください。

そして、記入することだけが目的ではありません。ご家族やご親族、お世話になる方にしっかりと伝えておいてください。

StayHoomの今の挨拶は、「今を生き延びて、元気な顔で、またお会いしましょう。」です。

エンディングノートには、法的な根拠にはなりません。気軽に書いて、気持ちが変わったら、その部分を書き直せば良いのです。

今、この厳しい時だからこそ、ご自身の現状や今後のあり方を見つめ直し、しっかり記入し、想い・現状を話し合いましょう。

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