孫と命の話

孫は、いつものようにYouTubeを見ていました。

何やら命の終活につながる3択⁈

今、交通事故に合いました。今後のことを次の三つから選んでください。

①不老不死

②このまま10年生きて死ぬ。

③今死ぬ。

『小学生なのに、すごいのを見ているね。案外子どもも命のこと考えているのかな?』と思いながら、「あなただったらどうする?」と聞いてみました。孫の答えは、

①不老不死→友達がみんないなくなったのに、自分だけ年を取らずにずっと生き続けるのは、嫌だ。

②このまま10年生きる→交通事故で体が動かなくなって、寝ているだけの10年は辛い。

③死ぬ→元気になるなら生きたいけど。

ばあば(私):私は、死にそうになったら、死なせてほしい。

孫:死にそうになったら、普通死ぬでしょ。

ばあば:それがそうでもないんよ。息ができなくなったら、喉に穴をあけて管を入れて息をさせる。口から食べられなくなったら、お腹に穴を開けて、管を付けて、そこから流動食を流し込む。おしっこがでなくなれば、管を入れて、出す。そんな方法で生かすことができるんよ。

孫:(嫌~な顔をして)そんな方法があるん?それで生きて嬉しいんかなあ?

ばあば:そこから、元気になって、普通の生活ができるのなら、苦くても辛くても、頑張るけど、治る見込みがないなら、管は付けずにそのまま死なせてね。

孫:わかった。

おとなになると親に死に方の話をするのは、「縁起でもない。」と避けるけど、こどもは、素直に受け入れるんだなと孫にも命の話し合いができて、妙に嬉しい日でした。

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